乳幼児健診

持ち物

 
定期検診を受けられる際には、下記５点を忘れずにお持ちください。 
 

1. 母子手帳
2. 受診票（定期接種はお住まいの区から郵送されております）
3. 保険証（診察が必要となった場合に使用します）
4. 乳児医療証（診察が必要となった場合に使用します）
5. おむつ・おしりふき（体重測定の際におむつを交換することがございます。）

 
※公費での定期検診は、下記が無料でお受けいただけます。
『世田谷区の方』
●６，７ヶ月検診
●９，１０ヶ月検診
●１歳６ヶ月検診
 
『世田谷区外の東京２３区の方』
●６，７ヶ月検診
●９，１０ヶ月検診

６，７ヶ月検診

 
生後７ヶ月になると、１日あたりの体重増加も少なくなり、睡眠、授乳などの生活リズムが整っていきます。この頃には、離乳食を飲み込むコツが覚えて、口から離乳食を出すことも少なくなり、食事を楽しむことができます。一方、寝返り、おすわりなどが可能になって、身体、心理などの発達がめざましくなりますので、少し目を離すと転倒や、誤食の事故の危険がでてきて、いままでと違った配慮が必要になります。また、この頃にはお母さまからの移行免疫が減少して免疫が低下することで、突発性発疹など発熱を繰り返すことが目立ち始めます。
 
〜主なチェックポイント〜
✔身長・体重増加
✔手をついてでもおすわりができるか、周囲への反応が盛んか確認します。
✔顔にタオルを掛けるテストで、取り除けるかどうかを確認します。
✔ものの掴み方を確認します。通常３本指で積み木などを持てます。

９，１０ヶ月検診

 
生後１０ヶ月になると、座位がさらに安定して、座ったままで長時間遊びます。また、座ったままやハイハイで移動したり、つかまり立ち、伝い歩きが可能になり、行動範囲が広がります。手先も器用になり、小さいものを親指と人差し指でつまめるようになります。人の動作を真似したり、「ダメ！」といわれて手を引っ込めるなど、大人の言うことをある程度、理解します。いろいろなものに興味を持ち始め、表情が豊かになり、意味のない言葉（喃語）を盛んに発します。
 
〜主なチェックポイント〜
✔身長・体重増加
✔おすわりして手放しで遊べるか、ものをつまむことができるか確認します。
✔パラシュート反射を確認します。頭をしたにして、手がぱっとでるかを確認します。ころんだときに頭を打たないように、手をつけるようになる反射です。
✔つかまり立ちができれば、立った状況を確認します。
✔歯は９ヶ月前後で生え始めることが多いですが、個人差が大きいので１歳までは経過をみていきます。

１歳６ヶ月検診

 
毎月300ｇ〜1kgの体重増加があり丸みを帯びていた乳児期の体型が、この時期になると体重増加率も少なく、身長は75cm前後・体重10kg前後と、体型も細身になります。また、入試が平均15本程度となり、乳臼歯も生えてくるため食事もよく噛めるようになります。運動面では、上手に歩けるようになり、小走りする子もいます。手を使って遊ぶようになり、鉛筆でなぐり書きをしたり、ボールを転がしたりすることもできます。「マンマ」や「ブーブー」あんどの意味を持った言葉を２，３語口にします。「新聞を持ってきて」などの簡単な指示に従ってくれます。上手ではありませんが、スプーンを持って食べようとし、食べ物は噛んでから飲み込みます。
 
〜主なチェックポイント〜
✔身長・体重増加
✔歩行の様子
✔体のパーツの把握
✔バイバイなどの反応。目を合わせるか。
✔眼球運動
※１歳半検診は、人見知りが強くよく泣いてしまいます。そのため、アンケートや問診で確認することが重要な検診となります。

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